墓地選びから?石材店選びから?
お墓を建てるにあたり、墓地(立地、環境、経営主体)と石材店(立地、規模、取り扱い霊園、安心して工事を頼めるか)選びが重要なポイントになるでしょう。
墓地選びからお墓を建てる方へ
墓地の情報を集める
実際に墓地に行ってみる
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1.良さそうな墓地が見つかったら、実際に下見に行くことをお勧めします。
2.ほとんどの霊園では、石材店の営業の方が案内してくれます。
3.園内の説明をお願いすると丁寧に説明してくれます。
4.気に入って墓地を決めた場合、一般に案内した石材店が担当となり、お墓工事のお手伝いをします。
5.何箇所か見学するとご自身に合った墓地が見つかることでしょう。
メリットとデメリット
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1.メリットは墓地選びから始めるので、ご自身の気に入った墓地を求められる。
2.デメリットは、墓地を決定する時に案内した石材店が担当することが多く、ご自身で石材店を指定することができない場合がある。
3.ほとんどの墓地には施工規定があり、思った形のお墓を建てられない場合がある。
石材店選びからお墓を建てる方へ
石材店の選び方
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1.インターネットの検索サイトで「石材店の選び方」などで石材店選びのポイントを確認しておくと良いでしょう。
2.ホームページを持っていない石材店も多く、取り扱いの霊園数にも差があります。
3.また、ロコミ評価なども少なく、どこに安心の基準を置くか難しいでしょう。
安心して工事を任せられる石材店が決まったら
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1.ご自身に合うような取り扱いの墓地を説明してもらう。
2.石材店の担当者と墓地の見学に行く。
3.墓地の案内と、どのようなお墓を作りたいか相談する。
4.図面や見積もりを確認し、満足できそうであれば墓地を決定する。
メリットとデメリット
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1.じっくり相談しながら決められるので、買い物感覚ではなく、自分のため、大切な人のためのお墓づくりができる。
2.安心の石材店選びができる。
3.決定する墓地が、必ずしも100%満足できるとは限らない。
墓地使用の申し込み
公営霊園の場合
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1.都道府県や市町村が受付を行います。
2.ちなみに都立霊園の場合、年に1度の公募ならびに公開抽選で使用者が決まります。
寺院墓地の場合
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1.寺院の住職との面談が一般的です。
2.寺院の檀家さんからの紹介、もしくは出入りの葬儀店、石材店などからの紹介が必要な場合もあります。
民間墓地の場合
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1.墓地の管理事務所で申し込むのが一般的です。
2.墓地によっては予約金が必要な場合もあります。
公営霊園 ― 各都道府県や市町村などの自治体が管理運営している。一般に宗教などは自由である。
寺院墓地 ― お寺が管理運営している。一般にお寺の檀家になることが必要。在来仏教であれば受け入れてくれる寺院もある。(要確認)
民間墓地 ― 一般に財団法人や宗教法人が管理運営している。公営霊園同様、宗教、宗旨などは自由なところが多い。(要確認)
毎日でもお墓参りできるような駅近が良い?
車で30分以内が良い?
墓地の使用料(永代使用料)は都心ほど高価です。
寺院墓地では冥加金、志納金と呼ぶこともあり、立地の他に知名度や寺院の格などにより金額は様々なようです。
管理料も使用料に比例していることが多いです。墓地を使用している間は半永久的に支払うことになります。
管理事務所、休憩所、法要施設、会食所、トイレ、ベンチ、園内バスなどの施設が充実しているか?
管理運営している主体(財団法人、宗教法人など)は安心か?
管理事務所の職員は親切、丁寧か?
都会派?大自然派?
春には花見を兼ねてお墓参りがしたい?
とにかく景観(みはらし)が良いに限る?