ファントーニとは
ファントーニは、米国No.1の総合石材会社ロック・オブ・エイジズ社(ROA)の誇る彫刻家アルチーデ・ファントーニ氏に由来します。ファントーニ氏はイタリア出身の卓越した彫刻技術と芸術家の魂をもった真の意味のアーティストでした。惜しくも最近他界されましたが、私どもはファントーニ氏の指導を受けて彫刻技術を学び、その志を引き継ぎ、人々の心の拠り所となるお墓を政策することを事業目的として、氏の名前を持って製品群を統括する名称に致しました。
ファントーニの技法
ティファニー
特殊なブラスト技法により、小叩き・ビシャン・バーナー・サンド吹きなどの従来の梨地加工に比べ、滑らかで均一な美しいブラスト面が得られます。
カービング
角の立ったシャープな深彫りが特徴です。従来は磨き面への深彫りしか出来ませんでしたが、特殊技法で梨地面にシャープな深彫りが出来ます。これにより鮮明な文字や図柄が得られます。線彫りの場合、1.5mm以上の幅が必要です。
シェーピング
梨地彫りの技法を用いて凹凸をつけた彫りで、ダイナミックな立体感が得られます。従来のチッパー等の彫り込みと異なり、ソフトな石肌が得られます。目の粗い石や細かいデザインには向きません。
特殊シェイプ
シェーピングの技法を発展させた技法で、より深くダイナミックな立体感が得られます。バラやユリなどに使います。
スクリーン
従来では考えられなかった、ファントーニだけの新しい模様彫りです。曲面には使用出来ません。
ニューマチック
ファントーニ彫刻技法の最高レベルの技法で、完全な立体彫刻などに使用します。
彫刻の特徴
ファントーニの優れた特徴は、その自由なデザイン力と彫刻技法にあります。銘石へと刻まれた立体オリジナル彫刻の個性あるメッセージ性は、これまでの墓石とは異なった趣で、大切な家族のものがたりを後生へと語り継いでいきます。
立体的な表現
ファントーニ彫刻は、従来の均一的な方法とは違い、凸凹をつけた彫り方が可能です。ソフトな石肌とダイナミックな立体感が得られます。ただし粗めの石や細かなデザインには向きません。
コケがつき難い
ファントーニ彫刻のティファニ(梨地)仕上げは、撥水性に優れています。濡れても乾きが早いため、コケがつき難くなっています。
色あせがない
ファントーニ彫刻は石の持つ自然な色彩を引き出した彫刻。塗料や薬品を使っていませんので色あせすることがありません。
施工例
ブドウ農園を営んでいた方のお墓
ファントーニ彫刻は、従来の均一的な方法とは違い、凸凹をつけた彫り方が可能です。ソフトな石肌とダイナミックな立体感が得られます。ただし粗めの石や細かなデザインには向きません。
愛娘を若くして病気でなくされた方のお墓
愛娘に対する、ご両親の深い愛情をハートの形で表現し、加えて故人の好きだった花を家族の人数分彫刻してあります。
登山が好きだった方のお墓
正面には山の風景を彫刻しました。また生前、日記を記していたことから手前に日記を置き、いつでもお墓が寂しくならないように、と花を一輪添えました。
作品紹介
SF-106A
【石種】中国マホガニー
【サイズ】900×860×800mm
SF-104A
【石種】深海
【サイズ】900×860×770mm
SF-101A
【石種】山西黒
【サイズ】800×700×860mm
SF-105A
【石種】山西黒
【サイズ】900×860×850mm